確定申告しなくちゃいけないのは分かったけど、
誰がするの?
自分でできる?
税理士に頼む??
今回はネットビジネスのみの方の確定申告の仕方について見ていきます。
確定申告は自分でできる?
もちろん、ご自分でできます。
私は毎年(節税対策などもしたうえで)自分でやっています。
所得金額が節税対策必須でない金額ならば、
ご自分で申告された方が費用がかからないのでいいでしょう。
所得金額が大きくなってきたら専門家に相談して
節税対策をしてもらうか法人化するのがいいと思います。
確定申告に必要な申告書は、お住いの地域の税務署に年中置いてあります。
もしくは国税庁の確定申告等作成コーナーでも作成できます。
確定申告の仕方
ここではせっかくなので、ネット上で書類が作れて印刷して郵送するだけでOKな「確定申告等作成コーナー」での確定申告の仕方について説明していきます。
こちらをクリックするか、「確定申告作成コーナー」と検索します。
この画面が出てきたら、一番大きなバナーの→申告書・決算書 収支内訳書等 作成開始をクリックします。
今回は書面提出での申告なので、
右側の書面提出をクリックします。
すべてOKなら赤丸のところにチェックを入れて「レ事前準備終了次へ」をクリック。
次に申告書の種類を選びます。
以前でしたら帳簿を付けなくてよかったので
白色申告を選ぶ人も多かった(個人事業主さんではほとんど??)のですが、
税法改正で白色申告でも帳簿が必須になったため、
デメリットが白色と青色ではほとんど変わらなくなりました。
となると控除額でメリットの大きい青色申告を選んだ方がお得ですね。
というわけで、青色申告の方でやってみます。
赤まるで囲んだ青色申告決算書コーナーへをクリックします。
次のページでは作成開始をクリックしてください。
赤まる二か所にチェックを入れて、入力終了(次へ) >をクリックします。
次のページでは一番上の新規入力をクリックします。
次は最大の難関です。
焦らずゆっくりひとつずつ埋めていきましょう。
費用としてかかっていないものは無記入のままでOKです。
ネットビジネスの場合で、例を挙げていきます。
2期首商品棚卸高 無記入でOK
3期末商品棚卸高 無記入でOK
8租税公課 収入印紙代や商工会会費など なければ無記入でOK
9荷造運賃 商品の梱包代送料などこと 基本的には無記入でOK
10水道光熱費 パソコンの電気代などは仕事に関する部分のみ記入できます
11旅費交通費 ガソリン代など仕事に関するものは記入できます
12通信費 レンタルサーバー代、ネット接続代、切手代など
13宣伝広告費 リスティング広告などを出した場合も記入できます
14接待交際費 打ち合わせ食事代とかお土産代とか
15損害保険料 職場の火災保険等 あなたの生命保険料は入れません
16修繕費 パソコン修理代とかUSBメモリ修理代とかメンテナンス代とか
17消耗品費 筆記用具代とかノートとか 10万円未満のもの
19福利厚生費 ひとりでやっているなら基本的には無記入
21外注工賃 ブログ記事を外注した場合などに
24貸倒金 無記入でOK
25新聞図書費 参考に買った書籍代など ※自分で項目を打ち込みましょう
26研修費 セミナーなどに参加した場合 ※自分で項目を打ち込む
その他 何かあれば項目を作成して金額を入れてください。
たぶん記入するべき項目はこのくらいだと思います。
容姿に記入するにしてもパソコンで入力するにしてもどちらにしても避けては通れない道です。そんなに難しくないので取り組んでください。
全部記入したら入力終了(次へ)をクリックします。
先程記入した金額の合計が表示されていることを確認して入力終了(次へ)をクリック。
ここで究極の選択発生です。
控除額を65万円か10万円か選んでください。65万円控除を受ける場合は
こちらのページの作成が必要です。
頭を抱えたくなりますが基本的には1月1日と12月31日の現在値を書けばOKです。
65万円控除を受けないのはもったいないのでぜひ頑張りましょう。
帳簿と照らし合わせてなんとか記入したら入力終了(次へ)をクリックして
次のページで金額を確認します。
最後に住所などの必要事項を記入して申告書の作成は終了です。
お疲れさまでした。
印刷した用紙は、控除証明書等々を添付して、管轄の税務署に郵送すれば確定申告完了です。