実は、わたしは本職がWEBデザイナーなのですが、
最近ちょっとした喫茶店をオープンさせまして、
ぼんやりと経営しているところです。

で、自営業をされている方はご存知かもしれませんが、
店舗を持つと営業の電話がたくさんかかってきます。

電気代節約やらインターネット料金の節約、ポータルサイトへの勧誘、
情報誌への掲載依頼などなど。

その営業の種類は多種多様なのですが、
昨日、とある一本の電話がかかってきました。
その内容こそが今回の記事につながるものです。

「Webサイトで集客しませんか?」

繰り返しますが、わたしWebデザインをやっておりまして。
企業ブログなども作成させていただいております。

それについては当社のWebサイトにも記載しているので、
一瞬けんか売ってんのかな?と思い、はっきりきっぱりとお断りしたのですが、
むこうも営業さんなので粘り強く、仕方ないので訪問だけはOKしました。

わざわざデザイン事務所のウェブサイトを見て電話をしてくるくらいなので
何か新しい技術でも紹介してくれるのではないかという若干の希望も実はあったからです。


結果的に既存のSEO対策を行っておくのが最上という結論が出たので、
小学生の九九の発表ごとき商品説明を微笑ましく聞いていた甲斐もあったというものです。

というわけで、前書きが長くなりましたが、最新のWeb集客に必要な条件というものを
ネットビジネスの界隈では当たり前すぎる知識ですが、もう一度おさらいしておきましょう。


Web集客に必要なSEO対策のすべて

現役のホームページ作成会社の営業マンが伝家の宝刀のごとく語っていたので、
最新のSEO対策がこれまでご紹介してきたものと変わっていないことが確認できました。

以下がそのすべてです。

最新かつ王道のSEO対策のすべて
1.デザイン
2.レスポンシブ
3.キーワード
4.ボリューム
5.頻度
6.内部リンク(滞在時間)
7.SSL
8.アクセス分析

SEOの根幹

SEOはSearch Engine Optimizationの略です。
日本語で言うなら、検索エンジン最適化ですね。

現時点で大きな力を持つ検索エンジンはグーグルです。
そしてグーグルが検索結果上位に持っていきたいWebサイトを作るというのが、
SEOの考え方の根幹です。

では、どんなWebサイトをグーグルは検索結果の上位に表示させたいのでしょうか。
検索結果はいわば、検索エンジンの信頼の素となるものです。
ネットユーザーの大半が検索した結果、思ったのと違うと感じてしまえば、
検索エンジンに対する信頼は地に落ちてしまいます。

そうならないためにも、検索エンジンはネットユーザーが求める結果を表示する必要があります。
つまり、ネットユーザーが便利だと思い、役に立ったと思ってもらえるWebサイトを表示させなければならないのです。

ネットユーザーが、グーグルが提案したWebサイトにどんな評価を下すのか、
それは主に滞在時間と内部リンクのたどり方で判定されます。

よって6の内部リンクと、4のコンテンツボリューム、5の更新頻度がSEO対策で必要となるのです。

検索されるために必要なこと

そして、ネットユーザーに役立つページか否かは、
ユーザーが求めるものに合致したページを作成できるかにかかっています。

ユーザーは検索するときに単語を使います。
その単語と一致する単語があるWebサイトが検索結果に表示されます。

そのため、ユーザーが検索する単語から、何を知りたいのかを推測して、
ユーザーが求める情報を提供するということが重要になってきます。

キーワードの探し方はこちらをご覧いただけると簡潔に理解できるかと思われます。

ユーザビリティの追求

閲覧していて心地よいWebサイトは、自然と滞在時間も伸びますし、
次回以降のダイレクトなアクセス(お気に入り登録や直接検索)を促すことができます。

それは、一つのキーワードから導かれるたくさんのWebサイトのうちの一つではなく、
「このWebサイトだから」アクセスする、という意味と価値を持ちます。

そこで、可能な限りネットユーザーが快適に閲覧できる環境を整える必要があります。
それが1のデザイン、2のレスポンシブ(モバイルフレンドリー)、
7のSSL(安全性)が必要になる理由です。

そして最後の8アクセス分析(解析)で、
上記すべての対策がキチンの行われているかを確認するのです。

これらは、数年前からのネットビジネスの世界では常識と言っても過言ではない
ホワイトSEOの対策方法とほとんど同じファクトです。

そしてWeb集客を本気で行うとしても、
コンテンツボリュームと更新頻度、キーワードは個人でも十分行うことができます。

多少の労力が必要にはなりますが、ここさえ頑張ることができれば、
あとは賢威を使うことで簡単に対策できるものばかりとなります。

上記に一つ加えるとすれば、もちろんそれはSNSですね。
今後はどうなるかわかりませんが、
現時点では検索エンジンはSNSで拡散された情報に大きな評価を与えます。

そのため、シェアしたくなるような情報を提供することも、
Web集客には効果的な手法であるといえます。

月に何万円もホームページにお金をかける必要はありません。
皆さんはプロのWebページ作成会社と同じ、またはそれ以上のSEO対策の知識を持っています。

その知識をちょっと本気で活用してみるのはいかがでしょうか。