先日、久々にデザインの仕事で無茶ぶりされたので、

ちょっと話を聞いてください。


そのクライアントさんはなんと、わりと大きな広告を

一から完成までデザイナーに任せたいと言うのです。


「え、キャッチコピーもですか?」

思わず営業スマイルも忘れて

私は真顔で聞き返してしまいました。


「キャッチコピー?」

腑に落ちない様子のクライアントさん。


広告においてキャッチコピーとは、

非常に重要なファクトです。


どんな広告にも、出来の良し悪しは別にして、

ほとんどの場合キャッチコピーが入っています。


キャッチコピーは広告を読んでもらうため、

印象に残してもらうため、

そして思い出してもらうためのトリガーなのです。


個人店のチラシで

キャッチコピーまで任されることはあっても、

一企業の広告ならば、ほとんどの場合は

コピーライターさんをつけて、広告を作っていきます。

欲を言うとカメラマンも。


デザイナーは基本的には配置とか配色の専門家なので、

材料が揃ってから、よりインパクトのある紙面へと作り上げていくのです。


が、やれと言われればやらざるを得ないのがこの業界でもあります。

結局、うんうんと唸ってコピーをひねり出したのです。


本題はここからです。


以下の「広告」には

アフィリエイトも含んでいると思ってください。


キャッチコピーを作るときのコツってご存知ですか?


実は、優れたキャッチコピーのほとんどが、

「分かりやすい言葉で、日常的な言い回し」を使っています。


例であげると、


きれいなお姉さんは好きですか?

100人乗っても大丈夫。

そうだ京都、行こう。

24時間戦えますか。


などなど。


難しい言葉は使っていないですよね。

そして、自分でも書けそう、と思いますよね。


それが優れたキャッチコピーの基本なのです。


では、なぜそういう言葉が優れたキャッチコピーなのでしょう。


第一に、覚えやすいことが上げられます。

広告の役割として、思い出してもらうというものがあります。


ものを買うなど、いざというときに

広告を思い出してもらわなければ、意味がありません。


第二に、親しみやすい。

日常的に使う言葉や言い回しだからこそ

親しみを覚えますよね。

この親しみ、実は、ものすごく大切なんです。


すべての広告の第一の難関が、

親しみを持たせるということです。


結局は、一般の消費者が消費活動をするので、

商品を消費者の手が届くような場所に置かなければ

意味がないのです。


欲を言うと、届きそうで届かないけど、

頑張れば手が届くものが一番よいですね。


情報商材でも、

書籍と思うと、印刷さすらされていないものに

一万円から三万円は高いですよね。


けれど、手が出せないものではない。

頑張れば買うことができるものです。


情報商材をアフィリエイトする上で必要なことは、

頑張れば買うことができる状況で、

頑張る気にさせること。ただそれだけです。


つまり、欲しいなと思わせる。


そのときに持ってくるのがキャッチコピーの原理です。

読んでもらうため、覚えてもらうため、

買うときに思い出してもらうため、

親しみやすい言葉を使う必要があります。


1つの商品に対してレビュー記事はひとつ、

そんな決まりはありません。


もしまだ成果が上がってないという商品があるのなら、

一度肩の力を抜いたレビューも書いてみてはいかがでしょうか。