何かを始めたとき、最初は誰もが初心者です。
独学で、あるいは誰かに教えてもらいながら
その分野の知識を身につけ、技術を手にします。
そうして、ある程度の知識と技術を得たころ、
初心者を卒業して初級者や中級者へとレベルアップしていきます。
これが会社であったり、先生や先輩が身近にいる環境ならば、
どの地点で初心者を卒業するべきかは、誰かが教えてくれます。
ところがネットビジネス、特に一人で始められるビジネスの場合、
自分が今どのレベルにいるのか、いつ初心者を卒業できるのかが、
明確に自覚できないという問題点があります。
それどころか、
初心者から抜け出すことに恐怖を感じる人も少なくありません。
ビジネスマインドを勉強した方はご存知でしょう。
この、言うなれば「初心者症候群*」が意外と厄介な曲者なのです。
*たぶん正式な名称ではありません。
初心者症候群の弊害
―――「初心者なので」を呪文のように繰り返すことで、
自分に「初心者」以上になれない呪いをかけている。
言葉の持つ力が甚大であることは、ご存知でしょう。
「できる」と言えば、できるようになるし、
「できない」と言えば、やっぱりできない。
「大丈夫」と言えば、大丈夫な結果を引き寄せ、
「無理」と言えば、無理だったという結末がやってくる。
これは、言葉を聞いた脳がその言葉通りの結末に続く道を選ぶからです。
言葉が脳に与える影響力の大きさは周知の事実でしょう。
そう考えると、「初心者だから」と自身のことを言い続けることは、
「自分は初心者である」と脳に教え込むようなものです。
脳が自分を初心者だと認定することで、
あなたは「初心者なりのマインド」しか持てません。
「初心者なりの技術」を手に入れるだけです。
だからこそ「初心者なりの報酬(無)」しか得られないのです。
ではなぜ、ビジネスとしては致命的な弊害を持つ
「初心者症候群」から離脱できないのでしょうか。
初心者ではなくなることに対する恐怖心が、その原因の一つです。
初心者を卒業することへの恐怖
初心者でなくなるということは、言い訳ができなくなるということです。
初心者だから分からない。
初心者だからできない。
初心者だから手を出さない。
初心者だから失敗しても仕方ない。
初心者だから……。
おそらくネットビジネスはご自身のために始める方が多いと思いますので、
言い訳も自分のためにすることが多いのでしょう。
結果が出ないことに対する言い訳や、それどころか作業に入らない言い訳、
そんな自分は悪くないと言い聞かせるにも、初心者という言葉はとても便利なのです。
自分でやろうと決めた意志を覆すための魔法の言葉なのかもしれません。
言い訳は必要か
でも少し考えてみてください。
ご自分への言い訳って、必要ですか?
やると決めたことが自分の意志ならば、
やっぱりやらないと決めることも自分の意志です。
好きなようにすればいいんです。
たとえばすでに自己投資していたのなら、それが無駄遣いに変わったりはしますが、
あなたが辞めることについては、誰もあなたを責めません。
だからこそ、やりたくないと思ったのなら、
言い訳をするまでもなく辞めてしまえばいいのです。
辞めて新しいことを模索するという道だって残されているのですから。
「初心者」とは「人生のぬるま湯」の別称
言い訳ができる、つまり「初心者症候群」に浸っていられる状況は、
実は恵まれていることが多いです。
なぜなら結果を出さなくても許されている状況だからです。
どうしても結果を出さなくてはいけない人は、「初心者だから」とは言いません。
やるべきことをただひたすらにやり続けます。
生活がかかっている人だって、言い訳をしている暇はありません。
結果を出さなければ、ご飯だって食べられないのです。
初心者を自称している暇があれば、結果を出す方法を必死になって探します。
むしろ初心者から卒業できない仕事なんて辞めて、新しい方法を探します。
切羽詰まっているからです。
命がけなんです。
初心者を卒業することのメリット
ここまで追い詰められた状況でなくとも、
ビジネスをしている以上初心者でいるメリットはないも同然です。
いますぐ初心者を卒業しましょう。
簡単ですよ。
ネットビジネスにおいては、「もう初心者じゃないんだから」と思った瞬間に卒業です。
ビジネスの成果や実績、現状なんてどうでもいいんです。
結果は後からついてきます。
初心者を卒業したと認識することで、
脳が勝手にあなたに設定したリミッターを外すことができるのです。
初心者のリミッターが外れれば、今以上のマインドや技術が手に入ります。
それらを用いることで、初心者では得られなかった結果を得ることができます。
ときどきは失敗することもあるでしょう。
けれど「もう初心者ではないんだから」、何が失敗の原因かを突き止めましょう。
そうして二度と同じ失敗を繰り返さなければいいのです。
二度目が失敗ではないのなら、あとは成功という結果しか残りません。
一つ一つは小さな試行錯誤ですが、その小さい成功を積み上げることによってでしか
大きくて確実な成功は得られないのです。
初心者を卒業するとき
そのタイミングはあなた次第です。
けれどメリットとデメリットをみれば、
いつがいいかは自ずと分かるのではないかと思います。
結果が欲しくてネットビジネスを始めたのなら、
それを邪魔する要素を一つずつ排除していきましょう。
まずはあなたの中にある意識を変えることです。
菜月美さん、こんばんはー!
確かに「初心者だから・・・」と言い訳できて楽かもしれませんが
初心者意識のままでは稼ぐことは難しいでしょうね。
メリットとデメリットを比べると明白だと私も感じました。
やる以上はプロ意識をもって取り組むべきですねー
応援していきます。
引き続きよろしくお願いいたします☆
秋山さん、こんばんは。
自分に言い聞かせるための記事でもありました。
新しいことを始めるたびに初心者を卒業するときが来るので、
その名残惜しさには心当たりがあります。
プロ意識、なかなか大変ですがそれがあってからの結果ですよね。
コメント&応援ありがとうございました。
こんばんは。
初心者でいることはいろいろ言い訳できるので
楽ですがビジネスとしては成長できないです。
私も長い間ずっと初心者だからここまで分かられば
いいやの気持ちでやっていました。
でもそれでは実際に経験してみて成長しないことに
気づいたんです。
初心者というのは成長するのにブレーキをかけて
しまう原因になるので早めに卒業することが
一番ですね!
かなたさん、こんばんは。
なかなか自分の中の潜在意識なので、
変えるには思い切りが必要ですが、
初心者を卒業してみると意外と
晴れやかな気持ちで仕事できますよね。
初心者でいる方が平和ですが、
初心者を卒業したほうが、楽しいことは多いですね。
コメントありがとうございました。
菜月美さん、はじめまして。大本と申します。
コメントまわりから、こちらに辿り着きました。
初心者意識、確かに甘えだと私も思います。
仰る通り、初心者かどうかは自分が決めるもので
思った瞬間からもう卒業ですよね。
全くそのとおりだと思いました。
また訪問させていただきます!
それでは!(*^^*)
大本さん、初めまして。
ご覧いただきありがとうございます。
初心者卒業は最初のブレイクスルーですね。
ブレイクスルーを繰り返して成長するので
思い切って飛び出す勇気が大切ですよね。
コメントありがとうございました。
こんにちは。
「初心者だから…」というと、謙虚に聞こえますが、
初心者さからできなくても良いと思っていたら、
いつまで経ってもできないままですよね。
「初心者マークださっ」と言って、貼らずに粋がっていた、
若かりし頃みたいに、ちょっとくらい自信を持った方が良いのかもしれませんね(^^♪
ちしゃねこさん、こんばんは。
そうですね。
本当の初心者の頃って早く初心者をやめたかったのに、
やめられるようになったら、やめたくなくなるって
不思議な現象ですよね。
まずは根拠のない自信でもいいですね。
そのうち根拠が付いてきますよね。
コメントありがとうございました。
はじめまして、ランキングから来ました
きりとともうします。
やらない言い訳として
「初心者だから」という言葉を
過去に使っていた時期がありました。
そういう初心者意識がある限り
おっしゃる通り初心者を卒業はできないですよね。
応援していきますね。
きりとさん、初めまして。
結局は自分がどうしたいかですよね。
現状を抜け出したいと思えば初心者を卒業する決意は
きっとできると思います。
コメント&応援ありがとうございました。
菜月美さん、こんにちは!
思えば「初心者だから」って本当に便利な言葉ですね~。
作業量や経験値によるかもですが、それが言えるのは運転免許と同じでせいぜい1年くらい?
私もぼちぼち1年を迎えるので初心者→初級者に意識を変えていかないとな、と思います。
ただ、レベルを上げるとなると、初心者だった頃の気持ちを忘れそうになるので、初心者向けコンテンツを作る時は注意しないと・・・!と思っていますf^^;
トリさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
初心を忘れずに邁進していくことが大切ですね。
自分への強気と相手への思いやりも持って
コンテンツ作りに励んていきます。
ありがとうございました。