久しぶりにツイッター界隈に復活してみて、
ああそうだったこんなだったなぁと懐かしく思ったことがありました。

誰とでも気軽に繋がれるという点は、SNSの最大の利点でしょう。
たとえば普段なら決して声をかけることができない相手にも、
ツイッターやフェイスブックでは簡単に言葉を差し出すことができます。

けれどその利点は同時に欠点ともなり得ます。
真正面から向かい合っているわけではないので、
暴言を投げつけることすら一部のユーザーにとっては簡単なのです。

今回WELQの事件から予想通り批判は波紋のように広がり、
問題のあるサイトだけでなく、ただ健全に「仕事」をしている人たちにまで及んでいます。

真っ当なアフィリエイトサイトも多く対象になりましたが、それだけでなく、
漫画の原作者の方のご自身の作品の告知ツイートにまで「批判」が寄せられたとか。

この事態が異常であることを、もちろん多くの方は理解しています。
が、どうしても一部の声の大きな人たちの主張が、あたかも「正義」のように
ネット上で取り上げられて常識のような顔でのさばってしまうことも事実です。

前提としてめちゃくちゃやっている一部の例外を除きますが、
「宣伝するな」とか「広告収入目当てなんて」とか言ってる人たちは、
民放のテレビ局にCM流すなって言っているのと同じくらいの図々しさを覚えます。

価値のある情報は無料ではありません。
テレビ局や出演タレントに私たちが直接的に対価を支払っていなくても、
価値のある情報や対象には必ず相応の対価が回りまわって辿り着きます。

民放のテレビ局の番組からCMがなくなったら、あっという間に受信料制度が出来上がります。
なぜならテレビ局は番組作りを、提携企業からの広告料やスポンサー料で賄っているからです。

新聞を定期で購読した際、支払う購読料は紙とインク代だけではありません。
購読料だけでは情報に対する対価が足りないから、新聞にも広告は載るし、チラシが折り込まれます。

そういうことです。

当サイトはブログで副業をしようというサイトなので、
もちろん広告を載せるなという声には反論したくなりますが、それはさておき、
価値ある情報がタダで手に入ると思っている人は、少し危険だなとも思います。
たぶんそういった正しいものに正しい価値を与えられない人が、
ネット上に潜む詐欺系の情報に騙されるんだろうなと。

長くなってしまいましたが、何が言いたかったかというと、
価値ある情報をブログで発信しているのであれば、
周りの大きな声に惑わされる必要はありません。
ご自分に誇りをもって、良いものを紹介してくださいね。