Amazonの検索数がGoogleを上回る

先日、アメリカでのAmazonの検索数が
Googleのそれを上回ったという意味合いの記事を読みました。

もちろん上記の内容にはいくつか補足が必要です。

まずは検索数の変化が2014年から2016年にかけてのもので
Amazon 38% → 52%、
Google 55% → 26% という数字になるということ。

物を購入する際の検索に限ったデータ、ということも重要です。

さらにはこれがモバイル端末での購入となると、
昨年9月までの一年間で50%の人がAmazonで購入、
その他検索エンジンが34%、店舗が16%というデータが出ているそうです。

この記事を読んだときの率直な感想は、まあそうだろうなというものでした。
私も通販を利用するときは、ほとんどがAmazonです。

プライム会員なので、その都度名前や住所を登録する必要もないし、
ほとんどが送料無料で、九州に住んでいますが早ければ次の日にも届きます。
値段も最安値ではないかもしれませんが、割引されているものも多いので、
たとえば楽天でもっと安いものがあったとしても、
数百円の差ならば、手間と時間を惜しんでAmazonを選びます。

物を買うならAmazon、だとすると物販アフィリエイトの今後は?

とまあ、ここまではただのニュースと所感ですが、
アフィリエイトをしていると、このニュースに思うところがあります。
それはずばりそのまま、物販アフィリエイトが難しくなってきているなぁと。

もちろん物販アフィリエイトのすべてが
Amazonによって脅かされているわけではありませんが、
形のあるもので一般の流通経路に乗っているものは、
今後ますます難しくなるでしょう。

とはいえ物販アフィリエイトは、わりと報酬が発生しやすく、
クリーンなイメージで認知度も高まってきています。
私もメインの仕事なのでやめるつもりもありませんし、
今後参入してくる方にもぜひ取り組んでもらいたいジャンルです。


今後物販アフィリエイトに必要となる要素

けれど物販アフィリエイトで生き残りをかけてサイトを運営するとなると、
今後はどうしてもAmazonとの差別化が必要となってきます。

この差別化の方法がアフィリエイターとしての腕の見せ所となるのでしょうか。

どのように差別化していくかは、
アフィリエイターさんの数だけ方法があると思いますが、
一番確実なのは、ファンを増やすということです。

@コスメをご存知の方は多いでしょう。
@コスメは2014年から2016年の売上を見てみると、
ほぼほぼキープできていて、好調とも言える数字を出しています。

化粧品は形のあるもので一般の流通経路に乗っているものでありながら、
売上の推移を見てみると、@コスメからAmazonへの顧客の流出は
それほど多くないのではないかと推測できます。

その理由として、@コスメの利用者がほとんど
@コスメのファンで構成されている(ファンになってしまう)ことが
あげられるのではないでしょうか。

そして、利用者がファンになってしまう理由は、
圧倒的な情報量とサイトの歴史、それに裏打ちされたブランド力にありそうです。

@コスメはあまりにも巨大すぎる例ですが、
独自性と情報量、そしてサイトのブランディング等、
参考にできそうなところは多いです。

独自性と情報は物販アフィリエイトにも重要なファクトとなる

このように自分のブログおよびサイトだけの特別なコンテンツや情報提供で、
「このブログが薦めるから買う」と言ってもらえるようなファンの獲得は、
物販アフィリエイトにおいて今後は不可欠の要素となりそうです。

実は、これらの動きは情報商材アフィリサイトではすでに行われていて
情報商材をアフィリエイトしているアフィリエイターさんたちには、
むしろ常識といえるレベルの作業であることは確かです。

かつて大きな隔たりがあった物販アフィリと情報商材アフィリですが、
アフィリエイターとしてのマインド面や作業面では
今後ますます違いはなくなっていくのかもしれませんね。