Google Adsenseの魅力

アフィリエイトのもう一つの形であるクリック報酬型のGoogle Adsenseなら、
ASPに入り浸って売りたいor売れそうな商品を探し続ける手間も、
実際に商品を購入して商品知識を高める手間も必要ありません。

ただ興味深い記事を書き(難易度は高いのですが)、
もしくは時事ネタを先読みして記事を投稿し続け(これも大変ですが)、
ひたすらアクセスを呼び込むことで大きな報酬が見込めます。

もちろん、求められるアクセス数は物販アフィリのブログに比べると
ものすごく多くなりますし、成果が出るにはやはり数ヶ月はかかります。

けれどたとえば一つのブログで月3万円程度を狙うのであれば、
特別な技術は必要なくて、日々の更新をこまめにしていくことで達成可能です。

となるとやはりアドセンス用のブログ、一つは持っておきたいですね。


厳しくなった審査基準

ほんの少し前には、とっつきやすく、
比較的努力が結果として数字に反映されやすく、
そして何より参入しやすかったアドセンスですが、
2016年夏ごろから、どうも審査基準が厳しくなりました。

「アドセンスの二次審査に通過できない!」という記事が
一時期ネット上に溢れかえっていたのも記憶に新しいと思います。

以前の審査通過基準と現在の物を比べてみましょう。

以前の審査通過基準

ブログ:無料ブログもOK
テーマ:比較的自由、日記もOK
記事数:5記事程度あれば通過した例も
文字数:500文字は書きましょうという風潮

現在の審査通過基準

ブログ:独自ドメインもしくはBlogger(Googleのブログサービス)
テーマ:特化型ブログが好ましい。日記はほとんど不可
記事数:20~30程度はあった方が良い
文字数:1500文字程度は必要。できれば2000文字以上


差は明らかですね。

ピンチはチャンスと同義

けれど審査基準が厳しくなったということは、ある意味チャンスでもあります。

ライバルが増えない

まずはこれから参入する人数が大幅に減少する可能性があります。

トレンドアフィリに特化したブログの総数が爆発的に増えることがないので、
アドセンスを引退するブログと新たに参入するブログの差し引き総数は
変わらないか、むしろ減っていくのではないかと予測されます。

簡単に言うとライバルが増えません。

SEO対策になる

そしてSEOの観点からも好ましいブログ作りを自然とする習慣もつきます。
同じグーグルなので当たり前と言えば当たり前ですが、
SEO対策として求められる条件のいくつかが
そのままアドセンスの通過基準となっています。

難しい知識を必要とはしないけれど、
ついついサボってしまいがちな項目において、
アドセンス用のブログは必要的に施策しなくてはならなくなります。

楽な方に転がりやすい人間の性質を思えば、
これはある意味でありがたいことだと言えなくもないですね。

取り扱うテーマによってはトップを狙える

審査基準が著しく変わったのは、去年の夏。
つまり最近です。

ということは、審査基準に適応したブログが
アドセンスアカウントを取得し始めたのも最近なのです。

何が言いたいかというと、
以前の審査基準で通過したブログには、割と適当なブログも多く見られますので、
そういったブログとは差別化を図ることができ、
よりユーザーにとって価値のあるブログであることを主張できるようになるのです。

ユーザーにとって価値のあるブログ=検索エンジンにとって価値のあるブログです。

こちらからわざわざお願いしなくても検索結果で上位に表示してくれます。

ネットの世界では運営者の規模や資本金などは問題ではありません。
検索結果で一位に表示されたブログがトップなのです。

普通なら資本金や従業員数などとても対抗できない大企業とも勝負できるのが、
インターネットビジネスの醍醐味ですよね。


まとめ

以上の利点から、審査基準が厳しくなっているとしても、
アドセンスアカウントを取得するメリットは計り知れません。

むしろ審査基準が厳しくなったからこそアドセンスに挑戦すべし!
というわけですね。

次回はGoogleアドセンスの申請に必要な作業を具体的にみてみましょう。